琉球舞踊の玉城流翔節会(玉城節子家元)では7月15日、那覇市内のハーバービューホテルにて免許式がとりおこなわれ、
新会主1名、新師範3名、新教師7名に免許状が授与されました。
会主: 大城昌子〔翔節会〕
師範: 山田直季〔翔節会〕
波平愛 〔翔節慶乃会〕
島尻紀希〔翔節鵲音会〕
教師: 秋田直子〔翔節会〕
山内望 〔翔節会〕
山内歩 〔翔節会〕
長田麗菜〔翔節弘子乃会〕
中山雅吏名〔翔節慶乃会〕
津波古梨楠〔翔節慶乃会〕
平敷憂莉 〔翔節鵲音会〕
翔節慶乃会・金城末子琉舞道場からは新師範に波平愛さん、新教師に中山雅吏名さん、津波古梨楠さんに免許授与されました!
晴の日に沢山のご家族親戚方々、関係方々がお祝いに駆けつけておりました。
会の皆様、誠におめでとうございます!
■琉球舞踊の技能習得・免許制度について
琉球舞踊は、その技術と経験に応じて段階的に評価されるもので、以下のような段階があります。
【新人賞】
琉球舞踊を始めた者が目指す、最初の登竜門です。一定の技能習得期間を経て、基本的な動作や振り付けを学び、その成果を発表するための賞です。
【優秀賞】
新人賞を受賞した後、一定の技能習得期間を経て、技術や表現力がさらに向上した者に与えられる賞です。より高度な技術や複雑な振り付けを習得し、演技の質が評価されます。
【最高賞】
優秀賞を受賞した後、一定の技能習得期間を経て、さらに技術や表現力が際立っていると認められた者に与えられる賞です。この段階では、踊りの完成度や独自性が求められ、非常に高い評価が必要です。
【教師】
最高賞を受賞し、一定の技術と経験を持つ者が、他の人々に琉球舞踊を教える資格を得ます。教師としての役割は、踊りの技術だけでなく、文化や歴史の知識を豊富に得たうえでのその伝承も含まれます。
【師範】
教師の中でも特に優れた技術と指導力を持つ者が、師範として認定されます。師範は琉球舞踊の最高位であり、指導者としての役割を果たしながら、自らも踊り手として琉球舞踊を通した琉球の伝統文化の保存普及継承に広く活躍します。
これらの段階は、琉球舞踊の技術や表現力を向上させるための目標となり、踊り手たちが継続的に成長するための指標となります。
翔節慶乃会では、家元玉城節子先生の教えをしっかりと受け継ぎ、琉球王国時代より受け継がれてきた先人の伝統文化と知恵、沖縄の精神性、心を伝え守ること、世界に誇る伝統文化である価値を自覚し、継承者として携わることに喜びと誇りを感じ、これからも人間力を高める日々に精進して参ります。
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